北上川に拠って栄えた河口の街、石巻
−宮城県石巻市−


kyukita1.jpg (23940 バイト)日和山から眺めた河口。

石巻市街地の中を旧北上川が流れ、石巻湾から太平洋へと注ぐ。
伊達政宗が舟運の便を開いてから、上流の南部からも藩米を積んだひらた舟が
ここに下り、千石船に積み換えて江戸へと向かった。
これによって石巻は米の一大集積地となり、北上川舟運の終点、江戸回米の
一大集積地となった。

magobei.jpg (43462 バイト)川村孫兵衛の像。

伊達政宗に仕えて、石巻の開港・江戸回米に道を開いた川村孫兵衛の銅像。
日より山和山公園に立つその姿は、今なお北上川を見守っている。

nakaze2.jpg (35530 バイト)日和山より旧北上川を望む

孫兵衛が指さす旧北上川には「中瀬(なかぜ)」と呼ばれる中州がある。
藩政時代から船作場として利用され、現在も造船所などが建ち並び
生活の場となっている。川の中州がこのように利用されているのも珍しい。


nakaze4.jpg (35079 バイト)nakaze3.jpg (22563 バイト)
中瀬にある旧石巻ハリストス正教会堂

現存する木造教会建築としては、日本最古の教会堂で、
建築史の上で貴重な文化財として知られる。
明治13年に建築されたもので、現在の場所には昭和55年に移築された。
内部には、畳敷きの集会室がある珍しい構造。
礼拝堂の両側の窓には、北上川の水面と行き交う舟の姿が...。
2011.3.11東日本大震災の津波により、ここ中瀬も壊滅的な被害を受け、
この教会もかなりのダメージは受けたものの奇跡的に流出は免れた。
(石巻の津波被害)

backbtn.gif (994 バイト)
見どころ・歩きどころへ戻る